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でっかい稲荷山〜ARIA聖地巡礼探訪記

当作品は TVアニメ ARIA に基づき、独自の創作を含むもくものです



「灯里ちゃん、ここは日本の文化村だったんだって」
「わっ、なんか、とってもすごいです!」

そんなわけでやってきました伏見稲荷大社。
今回は、聖地巡礼モードで行きましょう!聖地巡礼のネタもあれば、まったく関係ないネタもあればで架空の展開ですよ。
とにかく「架空の旅」のはじまりです。
現実との場所軸は一致しません。この先の写真はすべて稲荷山の写真ですが、完全に順不同ですよ

稲荷

「あっ、アリシアさん、おおきな建物があります」
「灯里ちゃん、これは楼門というのよ。」
(*天正17年(1589年)豊臣秀吉の造営という)
「ふぇえ、なんか門の脇にこわい顔をした方がおられます。こちらの御方は?」
「こちらは、お狐さまね。この神社の守り神さまよ」
「ほぇぇ〜」
「ぷいにゅ〜!!!」
「あらあら、アリア社長。そんなに驚かなくても大丈夫よ」
ARIA



稲荷
「灯里ちゃん、ここでお願い事をするといいわよ」
「ふわぁ、ここで手を合わせるんですね」
稲荷
「わぁ、アリシアさん、この大きな建物は?」
「あっ、これはね、灯里ちゃん。御本殿といって、なかに神さまがおられる神聖な場所なのよ。なんでも今から約500年前に建てられたそうよ」

*現在の本殿は明応八年(1499)に建立された「稲荷造り」社殿。
明治42年に国宝に指定され、現在は「国重要文化財」指定本殿。

稲荷

ARIA


「うわぁ、大きな鳥居がいっぱい!」
「灯里ちゃん、このお山に鳥居が幾つあるかわかる?」
「あわわ、全然わかんないです」
「なんでも一万基以上あるらしいわよ」
「ふわぁ、すごいです!まるで、お山が赤い魔法で埋め尽くされたみたいです」
「灯里ちゃん、お山は迷路のようになっているから、迷子にならないようにね」
「アリシアさん〜 ありがとうございますぅ」
・・・
・・・
・・・あれ?なんか雨が降ってきました。お空も暗くなってしまいました。
雨宿り・・・しないと。。。
ARIA
あれ。
・・・あれれ?アリシアさん、どこに? もしかして私、迷子になっちゃたのかなぁ、どうしよう・・・アリア社長〜
ARIA


稲荷
(↑コミックARIA1巻121ページ)
なんかさっきから、同じようなところを歩いている気がします。
ARIA
あわわわ。どうしましょう?どっちにいきましょうか?アリア社長?
「ぷ、ぷいにゅぅ〜」

どこまでも、どこまでも続く赤い鳥居に、なんだか吸い込まれてしまいそうな気持ちです。
稲荷
この先はどこに続くんでしょうか?
ARIA

稲荷
まるで鳥居のトンネルです。トンネルの先には何が待っているのでしょうか?
・・・
・・・
稲荷
「わぁぁ、不思議なお狐さまがいますねぇ。アリア社長。」
「ぷぷいにゅ〜」
「はわわぁ、えっ、この先にアリシア様がいるんですか?狐さま」
「ぷいにゅ!!!」
「あっありがとうございますっ!お狐さま」
・・・
・・・
「あっ、灯里ちゃん、よかった。だいじょうぶ?」
「アリシアさん〜 怖かったよぉ」
「ぷいぷいにゅぅ〜」
「途中でお狐さまに助けてもらえました。」
・・・
・・・
「あっ、そうだ、灯里ちゃん。こっちにステキなものが!」
「え、なんですか?アリシアさん」
稲荷
「灯里ちゃん。これはね『おもかる石』といって、この燈篭の前でお願い事をして、石を持ち上げた時に感じた重さが予想よりも軽ければ願い事が叶い、重ければ叶わないといわれている石なのよ」
「わぁ、なんかステキな言い伝えですね。わっ私やってみてもいいんですか」
「えぇ、どうぞ、灯里ちゃん」
「アリシアさん、なんか緊張します、う〜んと。え〜と。」
「あっ!アリア社長。ダメですよ、アリア社長では大きすぎて無理ですってば?!」

稲荷
「ふぅふぅふぅ、はぁ、ようやく頂上ですか。なんか一時間もかかっちゃいました。でも、赤い鳥居と赤い紅葉のシンフォニーのなかを歩けてとってもステキな体験ができました」

稲荷
「わっ、大変です、水がちょろちょろと流れています、なんかとっても可愛らしいですよ」
「灯里ちゃん、ここはね、薬力の滝といって実は稲荷山で一番奥に位置するのよ」
「ふぇぇ、私たち、いつの間にか、こんなところにまで来てしまったんですね」
稲荷
「アッアリシアさん。こっちはなんか怖い感じがします」
「ここはね。清明の滝といって、ここで滝に打たる修行をする人もいるのよ」
「ふぇぇぇ、なんだか、やっぱり、この場所は怖いです。」
「そうよね。普通の観光の人は、ここまで脚を運ばないからね」

ところでアリシアさん。地図を貼った方がいいと思いますっ!
いろんな所に行って、もう私、なにがなにやらで、わからなくなってしまいました。
つ http://inari.jp/e_taishamp/index.html



「灯里ちゃん。そろそろお昼にしましょうよ。」
「やったぁ、アリシアさん、すっごく楽しみです!」
稲荷
「わっ、おいなりさんときつねうどんですね。さっすがアリシアさんです。・・・でも、この左上のものはなんですか??」
「ぷいぷぃにゅぅ?」
稲荷
・・・
「灯里ちゃん。それはね・・・稲荷の名物『すずめのヤキトリ』よ!」
「え? スズメ?」
「そう、スズメよ。」
「そういわれてみると、なにやらスズメの顔のような・・・」
「あらあら〜」
「あっ、アリア社長、逃げないで下さい〜〜〜」
「ぶいぶいにゅ〜〜」

〜〜〜〜〜
*お稲荷さんは商売繁盛・五穀豊穣の神さま。その五穀を食い物にするスズメを退治する意味に於て、スズメのヤキトリがが生まれたという。伏見稲荷の隠れた?名物。スズメとウズラのヤキトリがあったりします
〜〜〜〜〜

そんなわけで『ARIA巡礼』仮想紀行。写真大杉で疲れたのでいったん締めます。 スズメのヤキトリは二度と食べることはないと思います


作中のキャプチャー写真は、気配を楽しんでいただくために使用致しました。
問題がありましたら、対応しますのでメールにてお問い合せ下さい。
なお版権を侵害する悪意ある意図では使用はしておりません。ご理解下さい。

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