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「64年目の8月15日」

<平成21年8月15日参拝記載>

ここ2年間ほど8月15日の『終戦祈念日』に外せない用事が生じてしまい、靖国に通う事がかなわなくなってしまった。
思えば、平成13年〜18年の6年間、私は靖国に赴いて8月15日を過ごしていた。

今年、平成21年。ひさしぶりに時間がとれたので、懐かしい8月15日の靖国神社に足を運ぶ。

朝8時。すかっと晴れ渡った青空の下、今日一日暑くなるであろうと予想させる温度を体に感じ取る。
九段下の駅を出れば、見慣れた靖国の光景が目の前に広がる。


午前8時 大鳥居前


平成21年8月15日 靖国神社

御朱印を頂戴する。これで平成13年に頂戴した靖国神社御朱印帳もすべて埋まり、今日が最後のページとなった。


境内をぷらぷら。今日は快晴故に人手も多い。私が足繁く靖国にかよっていたころに、何度もお見かけした事のある顔がときどき見られてなにやら懐かしく嬉しい気分にさせられる。
警備員さんにも見覚えがあるし、軍隊ラッパを吹いている人にも、「白鳩の会」の案内をしている人にも見覚えがあった。見覚えあるというのも私の一方的な感覚であれど、なんか靖国に帰ってきたなあという気にさせてくれる。


午前8時30分 神門前

午前8時30分 参道

午前8時30分 拝殿前

午前8時30分 社殿

午前8時30分 社殿

午前9時 神門前 「靖国神社に参拝する全国地方議員の会」御一行

午前9時30分 参道


ひととおり、境内を一巡したら時間をもてあましてしまったので、ベンチでしばし休憩をとる。
午前10時になったら、「日本の声・英霊に感謝する集い 放鳩式」が能楽堂前でおこなわれるので、参加。
25組のつがいから始まった靖国神社の白鳩はいまでは300羽を超すといわれている。

・・・鳩の真ん前で待機していたら、なにやら騒がしい。目線をあげてみると、、、鳩がいた。
「正義をつらぬく白い鳩」をキャッチフレーズに「鳩山邦夫」元総務大臣がお越しになっていました。
まったく予想外。
私も何度か、この放鳩会に参加しているが、国会議員が立ち会うのを拝見するのははじめてだった。

今回の放鳩会の主役は鳩山邦夫氏と、靖国神社宮司京極高晴氏。京極氏は今年の1月に前任の南部利昭宮司のあとを継いで6月に就任なされた新宮司なのだ。

午前10時。「英霊ありがとう」の御心を込めて、真っ青に晴れ渡った空高く、白鳩を放つ。


能楽堂前

靖国の白鳩

靖国の白鳩

こちらは鳩山邦夫氏


白鳩を参加者に手渡し

なにげに結構な殺到でした

白鳩

京極高晴宮司と鳩山邦夫氏

京極高晴宮司と鳩山邦夫氏

記者の声に答えて、鳩とキスをする鳩山邦夫氏

京極高晴宮司と鳩山邦夫氏

放鳩

放鳩会がおわったので、再び境内を散歩してみる。
10時30分からは「第23回戦没者追悼 中央国民集会」(主催:英霊にこたえる会・日本会議)があるも、これに参加してしまうと靖国拝殿前で12時の黙祷が出来ないので、今回は見送り。


10時15分 中央国民集会会場

10時30分 神門前

10時30分 参道

10時30分 拝殿前

10時45分 遊就館入口

11時15分 参道

11時50分過ぎ 黙祷前

11時58分 黙祷直前

12時10分 まだまだ混み合う参道

12時10分 神門側から大鳥居方面を望む

参道では中央国民集会が12時30分まで行われていた

靖国通りは警戒中

九段下の歩道は各種団体の署名活動が賑々しかった

12時前。

 君が代は
 千代に八千代に
 さざれ石の
 巌(いわお)となりて
 苔(こけ)のむすまで

国歌「君が代」がながれる。

そして12時ちょうど。
賑々しかった境内が一瞬にして静寂につつまれ黙祷を迎える。聞こえるのは蝉の喧騒のみ。すべての動きがとまり、祈念の時を迎える。

武道館の中継音声が境内にながれる。
天皇陛下の御言葉を拝聴。

落ち着いたところで、境内の向かって右手では「海ゆかば」の斉唱が行われる。

 海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね)
 山行かば 草生(くさむ)す屍
 大君(おおきみ)の 辺(へ)にこそ死なめ
 かへりみはせじ

参道に戻れば、中央国民集会が最後の締めをおこなっていた。
こちらでもやはり、海ゆかば。

8月15日らしく締めたところで、名残惜しい事も多々あるが九段下の駅へと帰路に就く。


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