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「富士山登拝御朱印紀行〜2日目」

<平成22年8月参拝記載>


第一日目
冨士浅間神社」(旧県社・朱印・静岡県駿東郡小山町須走鎮座)
古御嶽神社」(静岡県駿東郡小山町須走鎮座))

第二日目

富士山頂上浅間大社東北奥社・久須志神社」(浅間大社奥宮末社・朱印・静岡県富士宮市富士山頂上鎮座)
富士山頂上浅間大社奥宮」(朱印・静岡県富士宮市富士山頂上鎮座)




8月16日。富士山須走口7合目の山小屋「大陽館」にて朝を迎える。
眠い目をこすりながら午前4時。徐々に明るくなる空を眺め、太陽を待つ。


午前4時20分。
左が「山中湖」、右は富士吉田の街灯。

午前4時45分。

午前5時。

午前5時5分。

午前5時5分。北側を。

午前5時10分。

山頂での御来光ではなく七合目の御来光ではあるが大満足。雲の切れ間から鋭く差し込む太陽の日差しを全身で浴びる。あっという間に移り変わり明るくなる周辺を見渡し、気持ちよい朝を迎える。

午前6時。
山小屋で朝食(昨晩に山小屋で用意していただいた弁当を食す/弁当と普通の朝食と選択できるようだ)を頂戴し、出発開始とする。


見事に晴れた山頂を望む。

愛鷹山方面を望む。

午前6時30分。本七合目「見晴館」標高3200メートル。

上に見えるのは八合目の山小屋

本七合目「見晴館」を望む

午前7時5分 八合目「江戸屋」着

午前7時30分。本八合目付近より河口湖を望む。

本八合目 これより浅間大社境内 の石標 標高3270メートル

8時15分 九合目の鳥居を望む 標高3570メートル

九合目の鳥居

8時20分 九合目の「迎久須神社」
扱いとしては東口本宮冨士浅間神社境外末社の位置づけ

九合目まで登ると、もう山頂が近い。

8時45分。久須志神社の鳥居が見えてくる。七合目の山小屋から山頂まで約3時間といったところか。
五合目駐車場から七合目までは3時間40分だったので、トータルは6時間40分。



「久須志神社」(東北奥宮)

<浅間大社奥宮末社・静岡県富士宮市富士山頂上鎮座>
朱印

御祭神:大名牟遅命・少彦名命

富士山頂の富士山本宮浅間大社境内標高3715メートルの地に鎮座。位置づけは富士山本宮浅間大社末社。
吉田口と須走口側の頂上に位置している。

かつては薬師神社と呼称されていたが明治以降に薬師の「薬」を久須に「師」を志に変更したとされる。


須走・吉田口に鎮座する久須志神社鳥居

久須志神社鳥居

久須志神社社殿

久須志神社社殿

久須志神社社殿

久須志神社と山小屋群を遠望 

久須志神社脇の久須志岳に鎮座する鳥居

須走・吉田下山口の鳥居

久須志神社でいただける朱印

こちらは色紙 一葉3000円也

8時45分。
久須志神社。ようやくついた山頂と思いきや、ここからも実は長いのである。
一息ついて、ご朱印を貰おうかとおもったけど、どうせなら先に「奥宮」で山頂限定の御朱印帳が欲しいかなと思って、久須志神社は後回し。
ここから奥宮に移動。



「富士山頂上浅間大社奥宮」(頂上奥宮)

<静岡県富士宮市富士山頂上鎮座>
朱印

御祭神:浅間大神(木花之佐久夜毘売命)
相殿神:大山祇神・瓊々杵尊

表口である富士宮口、そして御殿場口を登ったところに鎮座。標高3720メートル。
富士山8合目以上は浅間大社奥宮境内地であり、約120万坪の広さに達する。


御殿場口奥宮参道

銀明水(頂上のわずかな落差で湧いている水場)

富士山本宮浅間大社奥宮

奥宮正面

奥宮と富士山頂郵便局

奥宮後方の浅間岳に鳥居がたつ。

奥宮遠望

右手が剣が峰(3776メートル)、左手が奥宮

駒ヶ岳山頂から浅間奥宮を望む

富士宮口登山道

奥宮でいただける朱印

奥宮でいただける朱印

9時にスタートして、9時30分に奥宮に到着。
あらためて奥宮で御朱印帳をいただこうかとお伺いすると、、、切らしてしまったとの事。
えーと。
しょうがない。私は山頂限定の御朱印帳を頂戴しにきたのである。
同行の御津垣さんには待ってもらって、私だけとんぼ返りで久須志神社へ。

片道20分、往復で40分を費やし、そうして「奥宮」から「久須志神社」に戻って御朱印帳をゲットして「奥宮」まで戻ったのが10時20分。


御朱印用の「朱」は溶岩を砕いた粉を朱肉に混ぜています(久須志神社で許可を得て撮影)


富士山の山頂のみで頒布されている御朱印帳


奥宮御朱印


久須志神社御朱印

ようやくに富士山山頂限定の御朱印帳とそれぞれの御朱印を頂戴する。

二社共に、様々な御朱印デザインがあるが、一番最初なのでオーソドックスなものをそのままいただく。もし次があったらもう少し違うデザインのも貰ってみたい。ゆくゆくは色紙サイズも頂戴できれば一生の思い出となることだろう。

ぶっちゃけて、いただける御朱印の種類が多すぎるのである。




「お鉢廻り」

さてせっかくなのでお鉢廻りもしよう。

10時30分に奥宮を出発。
10時40分に剣が峰(3776メートル)の最高峰に到達。
11時30分に1周を回って久須志神社まで戻ってきた。

剣が峰

富士山特別地域気象観測所(自動気象観測装置)

日本最高峰富士山剣ヶ峯 3776メートル

「富士山」三角点

大内院(幽院) 富士山火口

火山口の峯を歩む

金明水

金明水

須走・吉田登山口を上から

富士山頂の峯を歩く人々

携帯写真よりおまけ

ちなみにご一緒させていただいた御津垣さんの計らいで、
山頂でラーメンを食しましたの絵。

3700メートルの地でいただくチキンラーメンとビールは最高です!

携帯写真よりおまけ

これは参考として。
とある山小屋の金額相場です。


気圧を良くあらわしている図。

山頂ではブルトーザーが大活躍

山頂と麓との物資運搬を行っております

11時30分にぐるりとお鉢を回り終えて、ちょっした空間で食事を楽しむ。
山頂でビールをうっかり買ってしまうのもいたし方がない。最高峰でのむビールはまた格別においしいのだ。
(気圧が高いと3倍早く酔いが来るともいいますが)

登山初体験の私ですが、高山病に悩まされることもなく、買っていた酸素缶も使うことなくすこぶる元気。
ちょっとだけ右ひざが痛いぐらいで、あとは問題なし。
もっともこの右ひざが下山の時に難儀だったのだが。

富士山山頂から下山を開始したのが、13時。
一気に下り降りて砂走りして、砂払五合目(標高2230メートル)に到着したのが15時20分。
最終的に須走五合目駐車場に到着したのが16時でした。


15時20分。砂走りを終えて富士山を仰ぐ(砂払五合目)

下山道

五合目・須走口駐車場から仰ぎみる富士山

こうして私の始めての富士山は終了。
念願であり、目標であった「山頂の御朱印」も頂戴でき、山頂での天気にも恵まれ大成果大収穫で無事に下山できました。
帰りは須走名物の砂と戦っていたりで写真はほとんど撮れませんでした。

最後に。
念入りなコース選定をしていただき、初心者の私を引率していただきましたハンドルネーム御津垣さんには大変お世話になりました。
ありがとうございました。




メモ
今回の初富士山登頂タイムスケジュールを記録。

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8/15<1日目>
 1300 五合目・須走口駐車場(1970M) 出発
 1325 古御嶽神社(2000M)
 1435 六合目・長田山荘(2400M)
 1530 本六合目・瀬戸館(2700M)
 1640 七合目・大陽館(3090M)

  <須走口五合目〜七合目・3時間40分>

8/16<2日目>
 0600 七合目・大陽館(3090M)出発
 0630 本七合目・見晴館(3200M)
 0705 八合目・江戸屋(3270M)
 0730 本八合目・胸突江戸屋(3380M)
 0815 九合目(3570M)
 0820 九合目・迎久須神社
 0845 須走口頂上(3710M)

  <七合目〜須走口頂上・2時間45分>

  <登山トータル 6時間25分>

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お鉢廻り
 0900 久須志神社
 0930 奥宮
  0940 奥宮→ 久須志神社<御朱印確保のため引き返し> → 1020 奥宮

 1030 奥宮 出発
 1040 剣が峰
 1115 金明水
 1125 久須志岳
 1130 久須志神社

  <お鉢廻りコースタイム 90分 (奥宮−久須志神社往復ははずす)>


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 1300 下山(3710M) 開始
 1520 砂払五合目 吉野家(2230M)
 1600 五合目・須走口駐車場(1970M) 到着

  <下山トータル 3時間>

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