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「富士山登拝御朱印紀行〜1日目」

<平成22年8月参拝記載>


第一日目
冨士浅間神社」(旧県社・朱印・静岡県駿東郡小山町須走鎮座)
古御嶽神社」(静岡県駿東郡小山町須走鎮座))

第二日目
富士山頂上浅間大社奥宮」(朱印・静岡県富士宮市富士山頂上鎮座)
富士山頂上浅間大社東北奥社・久須志神社」(浅間大社奥宮末社・朱印・静岡県富士宮市富士山頂上鎮座)




「富士山へ行こう!」「日本一高い神社の御朱印を貰いに行こう!」
昨年末「東総御朱印紀行オフ会」を行った際に、御津垣さんがなんとなく企画したオフ会が今回の富士山登拝御朱印オフ会。

参加者は「関東の神社めぐり・プチ神楽殿」サイト内の「神楽殿掲示板」常連の御津垣さんが幹事。
同行は私(当サイトの管理人「伊達青衝」)という2人での富士山登拝オフ会なのだ。

当初はスケジュールがきつきつだったので日帰り登山を計画していたが、私が8/16に休みを取得できたので、結果として8/15出発8/16下山という山小屋一泊コースとなった。

登山未経験な私にとっては、ゆとりあるほうがなにかと安心なのだ。



午前7時。
小田急線某駅で集合して車にて一路西に。帰省渋滞にはまることもなく午前8時15分には「須走」に到着。
富士山登山口のひとつ「須走口」の入口なのだ。

入口の「ふじあざみライン」の脇には「東口本宮浅間神社」が鎮座。
時間もたっぷりあるので登山前の参拝を行うことにする。

 *8/15は「ふじあざみライン」のマイカー規制があり12時に規制が解除される。



「冨士浅間神社」(富士山東口本宮・須走浅間神社)

<旧県社・静岡県駿東郡小山町須走鎮座>
朱印

御祭神:木花開耶姫命
配祀神:大己貴命・彦火々出見命

第50代桓武天皇の延暦21年(802)正月、富士山東側が噴火し、爆発によって吹き上げられた火山灰や砂礫が飛び散りしばらく噴火が続いた。特に御殿場地方がひどく、時の国司・郡司が鎮火祈願をなさんとするために東面須走の地に斎場を設け祭事を執行。その地が現在の社地であるという。
神社創建は第51代平城天皇の大同2年(807)。
当社は天正年間(1573−93)開通とされる須走口登山道の本宮として登拝者の崇敬をあつめる。

旧社格は県社。

境内の社殿・楼門は「宝永の大噴火」(1707)により境内建造物が大破し、幕府の許可の後に享保3年(1718)に再建された社殿の一部が現在まで残存し、また楼門は明和4年(1767)に随神が寄進された当時のものとされている。

境内にある「ハルニレ」の巨木は静岡県天然記念物指定。
ハルニレは北日本に多い落葉高木。静岡県内には少ない木であるが当社には10本が観察されている。このなかでも天然記念物に指定された「須走浅間のハルニレ」は樹齢500年、高さ24.5m、根回り6m、枝張り東西28.1m、南北23.5mとされている。


正面参道

信しげの滝

不二山の扁額鳥居

朝拝に向かわれる神職さん

楼門

獅子岩がりっぱな狛犬

狛犬・右側

楼門から社殿を望む

社殿

扁額

社殿

社殿は権現造

「ハルニレ」の巨木は静岡県天然記念物指定

南側の参道

8時15分頃に神社に到着。ちょうど神職さんが朝の準備を行っていた。まだ御朱印を頂戴するには早いので、ゆっくりと参拝し境内を散策。さすがに富士の麓。気持ちよい緑が広がっている。境内には清水が流れておりマイナスイオンが感じられそうなぐらいに清清しい。
社殿は東面。富士山須走登山口の東に鎮座しており、社殿後方には富士山を控えている。登山客が祈願するにふさわしい場所。ここが一合目かどうかは定かではないが、気持ちとしてはここから登山口が始まるといったあんばい。

9時。境内では地元団体による清掃活動が開始され、そして御朱印がいただける時間ともなった。
御朱印を頂戴しおえたら、富士登山に向けての最終準備へと取り掛かることにしよう。



しばらくは、ふじあざみラインの臨時駐車場で待機、10時から車列が整えられて12時に道路規制が解除。
待っていた順番にふじあざみラインへと向かう。私たちの車は待機列の5番目。ざっと200台近くはいたかもしれないなかで早く動けるというのは、待っていた甲斐アリの幸運だった。



13時。
お昼を取りながら、五合目の空気に体を慣らす。そうして須走口新五合目の駐車場から出発開始。
ちなみに霧が多くて、富士山なんか見えやしない天候。



「古御嶽神社」<静岡県駿東郡小山町須走鎮座>

御祭神:木花開耶姫命

富士山須走口五合目登山路に鎮座している。
神社の管理責任は「東富士山荘」とあるので、山小屋管理の神社。
ただし神社の扱いとしては東口本宮冨士浅間神社境外末社の位置づけとなっている。

この神社の場所がちょうど標高2000メートル。


13時25分。
山小屋が二軒並んだ先進むと目標目安となる「古御嶽神社」がみえてくる。
登拝の祈願を行ってから、いよいよ本格的に山へと向かうことになる。

ここからしばらくは針葉樹林の中を登っていく。
えんえんと登っていく。

以下ダイジェスト。


14時。
登り始めて1時間経過。

14時35分。「六合目」 標高2400メートル
山小屋「長田山荘」あり

15時15分。ちょっとだけ頂上が見えた気もする・・・

15時30分。「本六合目」標高2700メートル山小屋「瀬戸館」
ここから脇には「富士山東口胎内神社」があるらしいが。
初登山の私にはそこに赴く余裕はありませんでした。

同じ15時30分。「本六合目」から上を望む
 
 

16時。瓦礫がゴロゴロ

16時15分。

16時40分。須走口七合目「大陽館」到着
こちらが本日の宿泊宿。

標高は3090メートル。
スタートから1090メートル登ってきました。
五合目駐車場からの所要は3時間40分なり

到着順にご飯が待っていました。
多くの山小屋は「カレー」が多いらしいですが太陽館は一味違う。

ちなみにビールは麓から御津垣さんが
ロックアイスと共に自前で担いできました。。。

なんと「豚汁」「御飯」は食べ放題です。
疲れた体に豚汁は有難いご馳走です!
 
 
 

18時。霧が晴れて頂上が見えてきました。
あしたは残りの700メートルを登ります。
  
  
 

夜21時45分。
夜半でも御来光目的の登山者が多数上ってきます。
(さすがに三脚がなかったので写真は厳しいですが)
 
町の明かりは富士吉田市界隈。

富士山登拝御朱印紀行は2日目に続く。。。

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