神社紀行〜全国編
神社紀行〜武蔵国編
武蔵国延喜式内社
神社御朱印
記紀神話の神様
神社つれづれ
靖國神社を想ふ
かみちゅ!舞台探訪参詣記
武蔵調布の神社歳時記
下総銚子の神社歳時記
 
掲載社一覧
神社所在地図一覧
掲示板
りんく集
 
Google

WWW を検索
サイト内検索

−表紙に戻る−


福島交通飯坂線沿線古社詣で  平成20年11月24日参拝


 「鯖湖神社」「飯塚八幡神社」「東屋沼神社


11月23日(日)から24日(祝)にかけて、嫁と二人で福島に行っていました。福島では私の両親と合流したりして、ちょっといつもと旅とは違う行程。そんなに神社を回る余裕はなかったけど、時間をみて神社に足を運んでみた。

ちょうど、福島も紅葉の真っ最中。福島駅北側の信夫山をみれば赤く色づいており、時間があれば登るのになあと遠目にみつつ家族旅行のていをして飯坂温泉に宿泊という湯治。

せっかくなので飯坂の温泉街を歩いてみた。

「舞鶴の松」
樹齢400年の黒松
根回り200センチ。枝張り21メートル。樹高8メートル。

奥の細道 芭蕉ゆかりの地
芭蕉は道中に飯坂温泉にも立ち寄っている。
飯坂の駅前には芭蕉の像も建っている 
 
摺上川畔の飯坂温泉街

雪かぶる吾妻小富士を遠方に 



鯖湖神社 <再掲載(前回掲載ページ)福島県福島市飯坂町湯沢鎮座>
(さばこ じんじゃ)

湯神様

鯖湖は飯坂温泉発祥の地。
鯖湖湯は古名を佐波来湯と呼称。説話では奥州に遠征した日本武尊(やまとたけるのみこと)の病を平癒したともされる。
「あかずして わかれし人のすむさとは さばこのみゆる 山のあなたか」と古歌に詠まれ、さばこ=飯坂の呼称とされている。
元禄二年(1689)には奥の細道の松尾芭蕉も立ち寄ったことで知られている。
鯖湖湯の隣には鯖湖湯の神を祀ったであろう鯖湖神社、お湯かけ薬師が鎮座している。また隣には鯖湖湯の貯湯槽たる大きな樽がある。

鯖湖神社としての創建は不詳。現在の本殿は昭和59年に建立されている。

鯖湖神社


温泉施設と神社と仏が同居しています

注連縄にかかる「青い葉っぱ」の意味するところは??

公共浴場 鯖湖湯

大きな湯溜用のタンク

飯坂温泉駅より北の方に10分ほど歩くと鎮座。周辺には温泉宿が多数あり飯坂温泉街の中心に位置している。
整備された敷地は、足湯施設があり、こぢんまりとした参道。温泉神を祀る社殿に薬師如来像に湯溜樽。そして木の香りが漂ってきそうな鯖湖湯施設。とてもバランス良く見た目にすがすがしい空間が広がる。

私の母親はもう何年も飯坂温泉にきているというのにこの場所は初めてだったらしく、宿泊客には意外と知られていないのかもしれない。せっかく整備しているのにもったいない話ではある。
私の嫁さんはというと気持ちよさそうに足湯に浸かっていた。それをみていた小さな女の子がひかれるように足湯にはいって、さらにはその娘の母親とおばあちゃんも足湯に入りはじめていたりして。そんな女三代が気持ちよさそうに足湯に浸かっている姿がほほえましいひとときもあった。



飯坂で一番有名な神社にいってみようかと思う。




飯坂八幡神社 <再掲載(前回掲載ページ)福島県福島市飯坂町八幡鎮座・旧郷社・飯坂総鎮守>
(いいざかはちまん じんじゃ)

祭神:誉田別命・息長足姫命・玉依姫命

飯坂温泉地区の総鎮守。
創建年代は不詳。平安時代後期の天喜4年(1056)の後三年の役で源義家が、当地にて空にたなびく雲を見て源氏の白旗が翻ったかのように感じとり、源氏守護たる八幡大神の戦勝の神託と信じ、必勝祈願のために勧請したとされている。
宝永7年(1710)に現在地に遷座。明治4年(1871)に村社、23年(1889)に郷社に列格。
当社の秋例大祭(毎年第一土曜日を中心)は大阪・岸和田の『地車祭り』、秋田・角館の『飾山ばやし』とともに「日本三大けんか祭り」の異名をとっている。

社殿は福島市指定有形文化財。本殿は宝永7年(1710)に遷座時の棟札が残る。拝殿・幣殿は18世紀末の建立と推測。
三社殿とも昭和12年頃に大改造・修復が行われ原型より1メートル高く台座にのって鎮座している。

飯坂八幡神社 公式サイト
 
飯坂の八幡神社 正面
 
社殿
 
一間社流造の本殿
 
入母屋造りの拝殿
 
境内にあった大わらじ
境内祠 足尾神社に奉納



 
あかずして わかれし人のすむさとは
さばこのみゆる 山のあなたか

日本武尊がうたったとされる歌を
松平楽翁(松平定信 白河藩主)が飯坂を訪れた際に彫ったもの。
もともと鯖湖湯にあったが昭和13年に神社境内に移設

飯坂の八幡神社。訪れるのは二回目。
今回は私の嫁と両親も同行。もともと父親の実家が福島であり、実はこの飯坂の八幡神社の宮司家と父親が親戚だったりもする。
そんなわけでの父親がご挨拶をしていたりする。
三大けんか祭りと呼ばれるほどの勇壮な「飯坂八幡の秋例大祭」のエピソードを伺ったりする。

境内は気持ちの良い広がりをみせており、紅葉の彩りが心地よかった。大きな銀杏の木も黄色く色づいていて、ちょうどよい季節に訪れた事を実感できた。後方にみえる山がちょうど社殿の向こう側にみえており、名前を知らない山ではあれど神々しい気配を感じさせてくれる。

飯坂八幡神社から駅に戻る。いったん両親と解散して、町を散歩したりしつつ一カ所だけ行っておきたいなあとおもっていた神社に立ち寄る。




東屋沼神社 <福島県福島市飯坂町平野鎮座・延喜式内名神大社・旧村社>
(あずまやぬま じんじゃ)

御祭神 少名彦那命・大己貴命(大国主命)・素戔嗚命・日本武尊

創建年代は不詳。延喜式では陸奥国信夫郡五社のうち唯一の名神大社に列格している古社。
古来、吾妻山雷沼のあたりに鎮座していたのを、山麓の大笹生木落山(御林山)に遷して当時「七松大明神」と呼称。のちに現在地に遷座したとされる。
江戸期には摺上川・松川の余目郷二十余村の総社であった。
明治4年に郷社に列するも明治8年に村社となる。

境内入り口

参道

拝殿

延喜式内名神大社 東屋沼神社

本殿左姿

本殿右姿

福島交通飯坂線平野駅のすぐ東に鎮座。駅を背にして東向きに鎮座している。境内は細長く、道路に沿って境内地がある。参道の途中には車の駐車場となっていて、ブランコや滑り台といった遊具もある。ふつうに町の鎮守様を姿を有していて、いわれなければ式内社とは気がつかない気配。まして名神大社とは思わないだろうという様相。
おちついた雰囲気の拝殿。対照的に赤がまぶしい本殿。そして大きな銀杏の黄色。静かな境内ではあれど鮮やかな雰囲気であった。

もっといろいろな沿線の神社をみたいところではあれども、福島駅でいったん別れた両親と合流しないといけなかった。
めったに一緒にいることもない両親故に、そんなひとときも大切にしたいものであはあった。



参考
境内案内看板
飯坂八幡神社 公式サイト



−表紙に戻る−