「かみちゅ!」探訪参詣記〜尾道の神社紀行〜<平成18年1月>
その1・尾道の海 「はじめに」「尾道へ」「海岸から商店街へ」「住吉神社」
その2・艮神社 「吉備津彦神社」「艮神社」
その3・御袖天満宮 「御袖天満へ」「御袖天満宮」
その4・千光寺山
その5・尾道古社散歩
その6・小学校と尾道海峡
その7・渡船と尾道向島
その8・向島「男たちの大和」ロケセットと向島の神社
「御袖天満へ」
11時40分。長居しすぎた艮神社からゆっくりと東に歩き始める。御袖天満宮へのんびりと。
千光寺に登るロープウェイのチケットはかったけれども、まずは山よりも神社に行きたかった。
約20分、のんびりしながら「御袖天満宮」の下に到達。実際はこんなに時間はかからないけどいろいろ寄り道しながら歩いていたから。
天満宮脇の小道に「菅公腰掛け石」があるらしいので行ってみる。
御袖天満宮の御祭神たる菅原道真公が腰掛けたらしい神蹟。
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左
菅公腰掛岩
太宰府に赴く途中の菅公が腰掛けた岩 |
TVアニメ「かみちゅ!」より |
この場所は「菅公腰掛岩」の脇道。 |
菅公腰掛け岩から参道にもどって神社に赴く。
石段をみあげれば、見たことのある光景。まさにテレビアニメ「かみちゅ!」で見た光景。
尾道を代表する神社。
しずかに一歩一歩と石段を踏みしめる。
「御袖天満宮」 (旧郷社・朱印)
広島県尾道市長江鎮座
祭神:菅原道真公
菅原道真公が藤原時平の讒言によって筑紫国太宰府に左遷された際、尾道に上陸し、お休みになられていたところ当地の里人が麥飯と醸酒を供したという。悦ばれた菅公は自らの衣をひきちぎり、そこに御姿を描き与えたという。
延久年間(106−74)に祠を建てて祀り、その後に「御袖天満宮」として奉斎したことにはじまる。
明治社格では郷社列格。
昭和48年に社殿は不慮の火災にあい、現在の本殿は昭和58年に再建。
当社は林宣彦監督の映画「転校生」で撮影舞台として使われている。主人公の一夫と一美が抱き合って転がり落ちた石段が当社の石段。
またテレビアニメ「かみちゅ!」で境内モデルとなった神社。
御袖天満宮 |
参道石段 |
TVアニメ「かみちゅ!」 |
鳥居は石鳥居です。はい。 |
TVアニメ「かみちゅ!」 |
参道。神門。 |
神門 |
神門から市街地をのぞむ。昔はすぐそこまで海がきていたという。 |
TVアニメ「かみちゅ!」 |
神門から神社をのぞむ |
TVアニメ「かみちゅ!」 |
境内手水舎 |
TVアニメ「かみちゅ!」 |
境内光景 |
拝殿 |
拝殿 |
本殿 |
御袖天満宮の牛 |
御袖天満宮・御朱印 |
御袖天満宮。尾道を代表する神社。
尾道の古寺は有名だが、神社はあまり注目されていないようだ。尾道古寺巡りは有名であるが、古社巡りをする人はあまりいないらしい。私は神社巡りをするだけなのだが。
若干の興奮をおびつつ、神社を詣でる。別に映画ファンではない私。そんなわけで「石段を転げ落ちる」という連想をする気もない。
ちょうどタイミング良く境内は私一人。それでもほどよく参拝者は入れ違いにやってくる。
社務所に赴き御朱印を頂戴する。
世の中に多く居るであろう「御袖天満を訪れた映画ファンやアニメファン」でも御朱印を貰う輩はいないだろう。私は純粋な神社ファンだからそこは立場が違うのだった。
さて、次はどうしよう。手元にはロープウェイのチケットがあるけれども、まだ使っていなかった。
せっかくだから来た道を戻ることにはなるけれども千光寺山に登ろうかとは思う。率先して寺院に行くつもりはあまりないのだが。
参考
各神社・由緒案内等
作中のキャプチャー写真は、尾道の気配を楽しんでいただくために使用致しました。
問題がありましたら、対応しますのでメールにてお問い合せ下さい。
なお版権を侵害する悪意ある意図では使用はしておりません。ご理解下さい。
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